Saturday, March 16, 2013

エアロトレイン

今、大きな技術の開発が行われている。それは次世代高速輸送システム(エアロトレイン)である。 開発者は小濱教授(東北大学、未来科学技術共同研究センター)等。現在の新幹線とリニアモーターカーをはるかに凌ぐ性能を持つ。注目すべきは、この輸送システムは環境親和をその基本に置いている。環境親和は氏の科学者としての信念であり技術的な理想でもある。本格的な運行を2020に予定している。この研究・開発は、現在、NEDOプロジェクトの一環に組み込まれている。この開発との関連で、マグネシウム燃料電池が開発された。

この高速輸送システムは翼を持ち、断面U字型の誘導壁に沿い地表から10 cmの高さを500 km/hで飛ぶ。この輸送システムは翼の浮揚原理と地面効果を利用している。走行抵抗が最小となり、これがエネルギー消費を小さくし、車両駆動源が小さくて済む。さらに、難燃マグネシウム合金(Mg-Al-Ca 合金、産総研九州センターが開発)を車体に使用。これがさらにそれを後押しする。 このため、輸送体の駆動は太陽電池などの自然エネルギーによる発電電力で間に合う。輸送システム用路線は既存路線の上空間に設置可能。これは建設費の削減につながる。

ART003号機 (走行試験動画): 2011年6月22日、有人浮上走行実験に成功。最高速度200km/h、2人乗り、35kCal/人/km。燃料消費量 = 新幹線の半分以下,リニアの1/5以下。難燃マグネシウム合金製、機体重量400kg、総重量520㎏。(古いものの修正です。)
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